文月堂とは
-すれ違ったりぶつかったりしつつも、結局人によって救われていく-
フリーで役者として活動してきた三谷知子により、2007年に旗揚げ。
文月堂は一貫して、
「人間を愛をもって真摯に描く。時には優しく、時には厳しく赤裸々に」
「観に来てくれた人に、楽しい時間を提供し、何かを心に持ち帰ってもらう」
この2つをモットーに作品作りをしてきました。そして作品ごとにそれぞれを特化させ
-派手さよりも、丁寧に繊細に人間関係を描き出す作品-
-娯楽性に富み、必ず何か新しい“挑戦”をする作品-
これらを両輪に活動してきました。
そして今後は、これら2つの要素を融合し、更に新しい作品づくりへと飛躍していきます。
第2回公演に書き下ろした「長男」は、劇作家協会新人戯曲賞優秀賞の最終候補作に選出。
最優秀賞を1票差で逃すもののその構成の緻密さ、人間を生き生きと描き出す力が評価されました。
また第7回公演「ちょぼくれ花咲男」では「小劇場でしか出来ない時代劇を奇をてらわずに演出した」と評価され
2011年 サンモールスタジオ最優秀演出賞を受賞しました。
演劇は “一回性の芸術であり娯楽”です。
一度も味わわずに一生終えるなんて勿体ない!これからも多くの方に楽しんで頂ける様、貪欲に、上質な作品を作り続けます。
そして、更に快適に楽しんで頂く環境を持つべく、成長して行きたいと思っています。
三谷 知子
文月堂主宰 作・演出・俳優
劇団「時空劇場を経て、青年座養成所にて学ぶ。
2007年、「人生70年とすれば折り返し地点にたった自分達なりの思いや
視点から、人々の生き様を丁寧に描き伝えていきたい」との思いより、
文月堂を旗揚げ。
■芸歴■
☆舞台☆
【出演】
オーツーコーポレーションプロデュース『飛龍伝』 演出:金盾進(新宿梁山泊)
故林広志prd.『当時はポピュラー』シリーズ 作・演出:故林広志
東宝『花も嵐も』 作:松原敏春 演出:栗山民也 主演:森光子
シリ―ウォークプロデュース『ウチハソバヤジャナイ』作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 演出:ブルースカイ
東京タンバリン『夏祭り』
劇団KAKUTA 『北極星から十七つ先』 作:桑原裕子/演出:堤泰之 『甘い丘』 作・演出:桑原裕子 他
散歩道楽 『かりあげてみた』 作・演出:太田善也
ブラジル mini公演 『いつまでもここにいる』 作・演出:ブラジリィー・アン・山田
文月堂 第1、2、4、6、8、9、10、11、12、14、15回公演、春夏冬中vol.1に出演。
【作・演出】
文月堂 旗揚げ以降のすべての作品。
劇団一の会 『万福ラバーソウル』
■受賞歴■
2008年 第14回日本劇作家協会新人戯曲賞の最終候補作に、第2回公演の 『長男』 が選出される。
2011年 シアタートラム・ネクスト・ジェネレーションVOL3に参加の際、
上演作品 『明るい表通りで -On The Sunny Side Of The Street-』 が
世田谷パブリックシアター友の会 会員の選出による「友の会賞」を受賞。
2012年 第7回公演 『ちょぼくれ花咲男』 が、2011年度サンモールスタジオ選定最優秀演出賞を受賞する。
2014年 春夏冬中vol.1のオムニバスの作品のうちの一編 『朝顔』 が、第2回せんだい短編戯曲賞の優秀賞に入賞。